たくさんのピアノのテキストがある中、テキスト研究には随分時間をかけてきました。可愛いイラストの楽譜、簡略化した楽譜。シリーズ化されたものは、始めてしまったらずっと続けていかなければ子供達が混乱してしまいます。
楽譜を簡単に読む生徒と苦手な生徒
リズム感が良い生徒と悪い生徒
手先が器用な生徒と不器用な生徒
練習量が多い生徒と少ない生徒・・・
全員にきちんとした技術を得るためにはどんなテキストがよいのか。
15年前よりバスティンのベーシックスのシリーズを使用しています。
シャープ、フラットへの苦手意識を子供の間につけないことは中級以上のテキストの進み方が全然違います。
先日生徒に言われました。その生徒は現在4冊を平行してレッスン中。
学校のお友達が1冊でピアノのレッスンに通っているとか。
どんなテキストかはわからないと言っていましたが、
通常、ピアノの練習としては、テクニック本と曲集を併用して進めていきます。
テクニック本を2冊併用している生徒もいます。
指をきちんと動かす、鍛える。その練習つまらないものです。
しかし、基本です。コツコツと続けるしかないのです。音色づくりは
自由に指が動かないことにはできません。
これからもテクニックにはうるさくレッスンをしていくつもりです。